埼玉県の市区町村ガイドの詳細

飯能市

更新日 2023年05月01日

飯能市の特徴

都心へのアクセス良好ながらも自然豊かな環境

飯能市は、埼玉県の南西部に位置し、都心から約50km圏内という交通アクセス良好な環境にありながら、市域の75%を森林が占め、豊かな緑と清流の自然に恵まれています。

河川、湖もあり、山も多く、ハイキング、登山、サイクリング、釣り、カヌーなどさまざまなアクティビティも満喫でき、バーベキューやキャンプのスポットとしても人気です。

西武池袋線飯能駅からは池袋まで最短38分、東京メトロ副都心線に乗り入れているため、新宿・渋谷・横浜まで乗り換えなしで行くことができます。JR八高線東飯能駅からは川越駅へ30分程度、八王子駅へも35分程度でアクセスできます。圏央道狭山日高IC、青梅ICに近接しているので、車でもアクセス良好な環境です。

都心へのアクセス良好ながらも自然豊かな環境

子育て支援

飯能市では、すべての子どもの健やかな成長とその保護者が安心して子育てができるよう、「飯能版ネウボラ※」を推進しており、地域子育て支援拠点等による居場所づくり、専門職等による妊娠期からの重層的な相談支援体制を構築しています。

また、不妊や不育に悩む夫婦を支援するコウノトリ事業、0歳児の保護者へ年額5万円のクーポンを支給する0歳児おむつ無償化事業、18歳年度末までの医療費無償化、生後6か月から中学3年生までの子どもを対象としたインフルエンザ予防接種無償化等の経済的支援策の充実に取り組んでいます。

公立保育所の受け入れ定員の拡充や幼稚園の認定こども園への移行に加え、私立の認可保育園の新設等新たな保育の充実にも取り組んでいます。

さらに、放課後児童クラブの拡充及び整備を進める等、歴史と文化を育んできた豊かな美しい里山の自然風景の中で、子どもたちとその家族が生き生きと安心して暮らせるまちづくりを推進しています。
※「飯能版ネウボラ」とは、国が参考としているフィンランドの子育て支援制度であるネウボラ( neuvola :助言の場を意味し、保健師 等が継続的に相談支援を行う制度の考え方をもとに、子育て世代包括支援センターと子育て総合センターが主軸となり、妊娠前から出産、子育て期にわたる継続的な支援によって、より身近な場で妊産婦等を支える飯能市独自の取り組みのこと。

子育て支援 子育て支援

住宅取得支援

飯能住まいの制度を利用して市外から転入した場合に上限100万円、東京23区に在住、通勤する方が移住し、就業・起業した世帯へは移住支援金として最大130万円、飯能市産の西川材を使用して建築する場合、西川材使用住宅等建築補助金として最大65万円、親世代・子や孫世代がともに転入、またはいずれかの世代が市外から転入して同居・近居する場合に上限50万円を助成する飯能市多世代同居・近居住宅取得事業補助金、そのほかにも住宅用太陽光発電システム等設置補助金、合併処理浄化槽設置補助金、地下浸透装置設置補助金など、様々な助成があります。
※いずれも条件によって金額等が異なります。

住宅取得支援

“農のある暮らし”「飯能住まい」

“農のある暮らし” 「飯能住まい」は、エコツアーによる農業体験から家庭菜園、市民農園、本格的な農業まで、さまざまなプログラムにより、南高麗地区での“農のある暮らし”をサポートする移住制度です。

この制度の最大の魅力は、立地や自然環境を活かして、平日は始発駅からゆったり座って都内へ通勤し、休日は豊かな自然に囲まれて田舎暮らしを満喫できること。

子育てファミリーには最適な環境で、すでに“半農ライフ”を始めている方は、55世帯172人(令和5年3月末現在)を超えています。

“農のある暮らし”「飯能住まい」

西川材

飯能市は、市域の約75%を森林が占め、古くから西川林業地で生育する西川材を中心に林業で栄え、森林や林業とともに歴史や文化を育んできました。

西川材は埼玉県産の優良木材で、長い伝統と林業者の強い愛林思想、丁寧な育林作業に支えられ、材の色、艶がよく、年輪が緻密で節が少ないのが特徴です。

図書館や学校などの公共施設、街なかの店舗やベンチなど、身近な場所に西川材が使われていることが、飯能市の特徴の一つです。また、平成17年には「森林文化都市」を宣言しています。

西川材

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

平成9年(1997年)の開園以降、たくさんの人に世代を超えて愛される、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は、北欧の童話作家として有名なトーベ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生まれました。

トーベ・ヤンソンの想いは、公園内のいろいろなところにちりばめられています。
子どもも、大人も、生き物も、草花も、それぞれがお互いを受け入れ、自由に時間を過ごす。そんな空間が、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園です。

近年では、北欧風カフェや土曜・日曜・祝日の日没から21時までの夜間ライトアップも話題となり、新たな魅力を発信し続けています。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

飯能河原

浅瀬が広がり、川遊びやバーベキュー、釣りなどのスポットとして、多くの人でにぎわいます。駅から歩いて15分ほどの場所にありながら、深緑の木々や清流に親しめる空間が魅力です。

入間川が大きく蛇行してできた河原で、江戸時代に木材をいかだにして運ぶための拠点としてにぎわった場所でもあります。鮮やかな赤い「割岩橋」は飯能河原のシンボルです。

飯能河原

天覧山

標高197mの天覧山。中腹まで道が舗装されているので登りやすく、ハイキングデビューにも、毎日の散歩にもおすすめです。

頂上からの眺望はよく、飯能市街はもちろん、奥武蔵・奥多摩の山々のほか、遠く富士山を望むこともできます。

春の桜、初夏のつつじ、秋の紅葉など一年を通じて観るものが多く、老若男女に親しまれています。

市内や近隣市町村の小学校低学年の遠足でもよく利用される程よい低山です。

天覧山

飯能市の概要

面積
193.05km²
人口
78,343(令和5年4月1日現在)人
お問い合わせ
●部署名/飯能市役所
●電話番号/042-973-2111(代表)
●URL/https://www.city.hanno.lg.jp/

飯能市の関連データ

自然
●平均気温/15.2℃
交通
●市区町村内の駅
西武池袋線:飯能駅、元加治駅、東飯能駅、東吾野駅、吾野駅
西武秩父線:西吾野駅、正丸駅
JR八高線:東飯能駅
●最寄りのIC/圏央道狭山日高IC、圏央道青梅IC
教育
●認定こども園/3
●保育園/16
●幼稚園/4
●小学校/12
●中学校/9
●高校/5
●大学/1
生活
●病院/7
●診療所/39
●スーパー/9
●百貨店/1
文化・芸術
●図書館/飯能市立図書館、飯能市立こども図書館、飯能市立図書館名栗分室、飯能市立図書館富士見分室、移動図書館みどり号
●美術館/飯能市立博物館
●体育館/飯能市民体育館
●ホール/飯能市民会館
観光
●旅館/ノーラ名栗(グランピング)
●共同浴場/さわらびの湯(温泉)