埼玉県の市区町村ガイドの詳細

入間市

更新日 2023年03月31日

入間市の特徴

来てよし、住んでよし、働いてよしのまち いるま

入間市は、埼玉県南西部に位置し、都心から40km圏にあります。

東は所沢市、西は飯能市と東京都の青梅市、南は東京都の西多摩郡瑞穂町、北は狭山市に接し、市域全体はややなだらかな起伏のある台地と丘陵からなり、市域の約10分の1を占める茶畑とともに本市の豊かな緑を形成しています。

また、狭山市と入間市にまたがって航空自衛隊入間基地が所在していることも大きな特徴です。
空が広く、緑豊かで自然と都市が調和したまち。教科書から学ぶことができないことを日々の暮らしの中から吸収できます。

来てよし、住んでよし、働いてよしのまち いるま 来てよし、住んでよし、働いてよしのまち いるま

狭山茶の主産地 入間市

埼玉県を代表するブランド茶「狭山茶」の主産地であり、その生産量、栽培面積も埼玉県下一を誇っています。

全国手もみ茶品評会においては、平成18年~令和4年まで17年連続で入間市が産地賞(直江晴男杯)を受賞し、高い技術をもった茶師と品質の高いお茶が入間市にあります。

「狭山茶」の名の由来は、明治8年、今の入間市黒須にあった「狭山会社」が、海外向けにお茶を輸出する会社設立を契機に「狭山茶」に名称統一したことに由来します。

令和4年10月には、「おいしい狭山茶大好き条例」を新設し、狭山茶の日の制定や茶畑の景観や技術などを後世に伝えていきます。

狭山茶の主産地 入間市

小学校は自校給食

入間市の小学校全16校は、学校敷地内に調理場を持つ自校給食です。作り立ての温かい給食を提供しています。

栄養士が児童の成長を考え、基本献立を作成し、各学校の行事や施設の状況に合わせて決めています。だし類は化学調味料に頼らずかつお節、煮干し、昆布、鶏がらなどから作り、カレーやシチューなどのルゥも手作りしています。

これがおいしさの秘密です!

小学校は自校給食 小学校は自校給食

ヤングケアラー条例制定

ヤングケアラー支援に特化した全国初の条例制定を行いました。

市の責務並びに保護者、学校、地域住民、関係機関の役割を明らかにするとともに、ヤングケアラーの支援に関する施策の基本となる事項を定め、ヤングケアラー支援に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、社会全体で子どもの成長を支えることを目的としたものです。

ヤングケアラー条例制定

加治丘陵と狭山丘陵

加治丘陵は、その南側の台地に占める広大な茶畑と合わせ、首都圏の緑地帯をつくり出しています。桜山展望台がそのシンボルで、中心市街地に隣接しながらも、多くの野生生物が生息、生育し、古くから里山として市民の生活と密接なかかわりを持ち親しまれています。

狭山丘陵は、映画「となりのトトロ」の舞台で、埼玉県と東京都境に総面積3,500haの規模で広がる丘陵です。狭山丘陵の雑木林や湿地など自然そのものを野外展示物とした野外博物館(フィールドミュージアム)である「さいたま緑の森博物館」があります。

加治丘陵と狭山丘陵 加治丘陵と狭山丘陵

ジョンソンタウン

米軍ハウスと呼ばれる平屋のアメリカン古民家と平成ハウスと呼ばれる現代的低層新築住宅と、樹々の間に点在して建っている自然豊かな街並みで構成する「ジョンソンタウン」。アメリカの郊外の街並みを想わせ、個性豊かなお店もあり、ショッピングスポットとしても注目されています。

高齢者や障害者も安心安全に住めるインクルーシブなまちづくりが評価され、2021年にはグッドデザイン金賞並びにアジア都市景観賞を受賞しています。

ジョンソンタウン

相撲のまち いるま

「わんぱく相撲入間大会」は、例年1,000人ほどの小学生が参加し、個人戦、団体戦が行われます。相撲を通じた礼節の学びがあります。
令和4年7月には「わんぱく相撲入間大会」で優勝経験もあり、入間市出身者では初の関取「栃武蔵」関(春日野部屋)が誕生しました。

市のマスコットキャラクター「いるティー」は、市の鳥ひばりをモチーフとして、わんぱく相撲で優勝することが目標の男の子です。

相撲のまち いるま 相撲のまち いるま

代表する食文化

入間市といえば、「お茶」です。市内には約80店のお茶屋が点在しています。自園・自製・自販を行っているお茶農家が多く、そのため店により製法が微妙に異なるのが特徴です。自分にあったお茶屋を巡るのが楽しみの一つです。

また、「うどん」も代表する食です。昭和時代では、どの家庭でもうどんを打ち、祝言の宴席では「つるつる・かめかめ」と言ってお客さまにもてなしをしました。

入間市は、水はけのよい地層から、稲作に適した場所が少なかったため、麦作が盛んだったことに由来します。

代表する食文化

国道4路線が交わる「河原町」

河原町(かわらまち)交差点は、国道3路線の終点に位置づけられています。
・国道299号(長野県茅野市から)
・国道407号(栃木県足利市から)
・国道463号(埼玉県越谷市から)
そこに国道16号が通る国内でも珍しい4路線が交わる交差点です。

現在、交差点周辺では区画整理事業や橋の架け替え事業によりインフラの強化が進められ、利便性が増すことが期待されます。

国道4路線が交わる「河原町」

SDGs未来都市

令和4年5月、内閣府よりSDGs未来都市に選定されました。

官民連携の取り組みで地域資源を活かしながら、経済、社会、環境の各側面を好循環させるまちづくりを進め、「誰もが心身ともに健康で幸せを実感できるまち『Well-being Cityいるま』の実現を目指していきます。

SDGs未来都市

入間市の概要

面積
44.69(入間市統計書)km²
人口
146,073(令和4年7月1日現在)人
お問い合わせ
●部署名/入間市役所 企画課未来共創推進室
●電話番号/04-2964-1111(代表)
●URL/http://www.city.iruma.saitama.jp/

入間市の関連データ

自然
●標高差/最高地点203.5m、最低地点58.3m
●晴天率/58.6%(入間市統計書 令和3年値)
●平均気温/15.6℃(入間市統計書 令和3年値)
交通
●市区町村内の駅/
西武池袋線:入間市駅、武蔵藤沢駅、仏子駅、元加治駅
JR八高線:金子駅
●最寄りのIC/圏央道 入間IC
教育
●認定こども園/民間1園
●保育園/公立10園+民間15園
●幼稚園/私立9園
●小学校/公立16校
●中学校/公立11校+私立1校
●高校/公立2校+私立4校
生活
●病院/8施設(入間市統計書 令和2年値)
●診療所/68施設(入間市統計書 令和2年値)
●スーパー/11店舗
●ショッピングセンター・百貨店/3店舗
文化・芸術
●図書館/本館1館+分館3館
●体育館/市民体育館+地区体育館 5館
●ホール/入間市産業文化センターホール 427人収容
●著名人/朝日奈央さん(いるまPR大使)
観光
●旅館/1施設
●共同浴場/1施設