みんなで つくり 育む 活気あふれる交通拠点都市 おけがわ
その昔、江戸から10里、近隣からの農産物の集散地という地の利を得て、人々が自然に集まってくるため、中山道の宿場町として栄えました。
時代は移り、戦後の昭和30年に桶川町・加納村・川田谷村の合併が行われ桶川町として、ほぼ現在の姿が完成しました。
現在でも、中山道沿いには宿場町当時のおもかげを残すところがそこここに見うけられます。宿場町として発展の基礎がすえられた桶川の街ですが、明治以降は、麦、さつまいも、べに花などの集散地として栄え、堂々たる蔵造りの店が現在も残り、当時の繁栄を今に伝えています。そんなおもかげを残しながらも、新しい人々が移り住み豊かな暮らしが息づいています。
桶川市は、“みんなで つくり 育む 活気あふれる交通拠点都市 おけがわ”を目標としたまちづくりの実現に向けた、着実な歩みを踏み出しております。
ソーラーオンザウォーター桶川
平成25年7月19日、日本初の水上式メガソーラー発電施設「ソーラーオンザウォーター桶川」が完成しました。東部工業団地の後谷調整池に4,536枚の太陽光パネルを浮かべ、太陽の光だけで発電し、約1200kwの電気をつくることができます。
その発電量は約400世帯分と言われています。「再生可能エネルギー」は地球の温暖化の原因である二酸化炭素を出さないでつくることができる、世界でも注目されているエネルギーです。「ソーラーオンザウォーター桶川」も、約62,000本の木が集まった森と同じだけ二酸化炭素を減らすことができるといわれています。
熊野神社古墳
熊野神社古墳は、荒川と江川の合流する台地状にある直径38m、高さ6mの円墳で、円墳上に熊野神社が祀られています。
昭和3年(1928)に社殿を改築した際に、玉類、石製品、 銅製品、太刀などの副葬品が出土し、一部は失われましたが、それらは国重要文化財として、現在、埼玉県立博物館で保管、公開されています。桶川市歴史民俗資料館では、これらを精密に複製したものを展示しています。
昭和59年(1984)の発掘調査で出土した土器から、4世紀後半の県内でも古い時期の古墳であることが確認されました。