COLUMN家づくりコラム

家づくりで夫婦喧嘩に!?|主な原因と夫婦喧嘩にならないための4つの準備を解説

イエタッタ編集部
2024.03.29

 

家づくりは、人生のなかでも大きなイベントです。家を建てるためには決めることが多く、夫婦喧嘩を招くケースもあるでしょう。家族の将来のためによく話し合う必要があります。

 

この記事では、家づくりを検討したい人が夫婦喧嘩になる主な原因や解決策、夫婦喧嘩にならないための準備について解説します。ぜひ、夫婦でしっかり話し合い、よい家を建てるために役立ててください。

 

-INDEX-

  1. 家づくりで夫婦喧嘩になる主な原因
  2. 家づくりで夫婦喧嘩になったときの解決策
  3. 家づくりで夫婦喧嘩にならないための4つの準備
  4. 家づくりの予算の決め方

 

家づくりで夫婦喧嘩になる主な原因

 

家づくりにおいて夫婦間で意見が衝突することがあります。夫婦喧嘩になる主な原因について解説します。

 

予算について

予算についての判断は、家を建てた後の生活にも大きく影響する重要事項です。家づくりにかける全体の予算に加え、頭金や住宅ローンの返済期間などにおいて、すれ違いが生じるケースがあります。予算に対する価値観が違うことで、夫婦喧嘩の原因にもなるでしょう。

 

家が完成した後に発生する固定資産税を視野に入れ、無理のない返済計画を立てなければなりません。たとえば、子どもの教育費に貯蓄したり、日々の暮らしにお金をかけたり、希望する生活スタイルにより、低めの予算設定をすることも適切な方法の1つです。

 

立地について

立地については、アクセスの利便性やスーパーや病院などの周辺施設の充実、治安のよさ、子育ての環境のほかに、夫婦の実家へのアクセスも含まれます。立地に対する価値観も人それぞれのため、意見がわかれる場合もあるかもしれません。

 

家を建てる場所は、検討する要素が多いといえます。立地の日当たりや広さ、近隣住民などの住みやすさを必ず確認するとよいでしょう。将来のライフスタイルを見据え、慎重に選定することが求められます。

 

間取りについて

間取りのこだわりについても、人それぞれ異なります。リビングを広くしたい人や、趣味の部屋をつくりたい人、ウォークインクローゼットが必要な人などがいます。限られたスペースのなかで間取りを決めるためには、意見の食い違いが生じるケースもあるでしょう。

 

注文住宅の場合は、間取り決め、建材選び、設備などの選択肢が増える分、喧嘩の原因も多くなります。各家庭の予算に合わせて、設備の優先順位を決め、冷静に判断することが重要です。

 

内装やデザインについて

内装やデザインは、自分の好みを反映する部分であるため、毎日の生活の満足度につながります。色の好みや、デザインと利便性のどちらに重点を置くのか、意見が食い違うポイントが多いといえます。

 

話し合いだけではイメージがつかめない場合は、資料やSNSの写真、不動産ホームページなどを見ながら検討することがおすすめです。埋め込み家具は、設置してしまうと動かせないので、注意が必要です。

 

家づくりに対する姿勢について

家づくりに対して、夫婦間で積極的、あるいは、逆に消極的といった温度差が見られるケースがあります。興味のないことに関しては、相手任せにしてしまい、「どっちでもいい」「任せるよ」などと投げやりな返答が、喧嘩の原因になる可能性があります。家族が理想とする家づくりを目指すためには、慎重な話し合いが大切であり、協力する姿勢を呈します。

 

 

家づくりで夫婦喧嘩になったときの解決策

 

家づくりの過程において、少しのことでも夫婦喧嘩に発展する可能性があります。夫婦喧嘩になったときの解決策について解説します。

 

担当者の判断を仰ぐ

営業担当者や設計士などに双方の意見を聞いてもらいましょう。プロの第三者目線による判断を仰ぐことも方法の1つです。夫婦間では気づけなかった、新たな案や折衷案を提示してくれる場合もあります。素人の知識や考え方では判断が限られるため、ときにはプロの意見にお任せすることが重要です。

 

一旦保留にする

喧嘩をして感情的になると冷静な判断はできず、話し合いが拗れてしまいます。夫婦喧嘩に発展してしまいそうな場合は、一旦保留にして、冷静になってから改めて話し合うことが重要です。担当者との打ち合わせにおいても、立て続けに予定を入れずに、時間をおくとよいでしょう。原因が解決しないまま家づくりをすすめてしまうと、家庭に悪影響を及ぼしかねません。

 

 

家づくりで夫婦喧嘩にならないための4つの準備

 

家づくりに集中すればするほど、夫婦間の意見がぶつかることが多くなります。夫婦喧嘩にならないための4つの準備を解説します。

 

希望条件をリストにして優先順位を決める

家づくりは、お互いのイメージ共有が難しいといえます。夫婦間で、相手は自分のイメージがわかるだろうと期待をしすぎることで、誤解が生じる可能性があります。喧嘩の発端になることもあるため、お互いの希望条件をリスト化することがおすすめです。リストのなかから、どの案を取り入れるのかを明文化し、優先順位を決めるだけでスムーズな話し合いができます。

 

決定権を割り振っておく

意見が異なったときに、どちらの意見を優先するのか、項目ごとに決定権を割り振ることも方法の1つです。たとえば、キッチンに関しては、家事負担の大きい方が決定権を持つといった、使用頻度の高さを考慮するとよいでしょう。このとき、相手の決定には意見を言わないルールを定めることも重要です。

お互いが納得できる方法を取ることで、臨機応変に家づくりをすすめられます。

 

スケジュールに余裕を持ってすすめる

時間がないという焦りから、冷静な判断ができない場合もあります。夫婦間のトラブルになりやすいため、じっくり考える、一旦保留にするなどの対応が必要です。スケジュールに余裕を持ち、早めに計画を始めることが無難です。計画をすすめる前にも、しっかりと話し合うことでトラブルを避けられます。

 

予算計画を明確にする

家づくりのなかでも、注文住宅において理想を実現しようとすると費用がかさみます。予算がオーバーしてしまうケースもあるでしょう。話し合いや計画がすすんでいても、予算が原因で実行ができなければ、計画を修正しなければなりません。先に予算を明確にしておくことで、判断基準になります。

 

 

家づくりの予算の決め方

 

予算は、夫婦喧嘩の原因として大きな割合を占めています。夫婦喧嘩を避けるための予算の決め方について解説します。

 

自己資金を把握して頭金を決める

自己資金は、手元にある預金や親からの援助などが含まれます。生活において、予期しないことが生じたときにかかる生活費半年分、子どもの教育費や大学の進学費、老後の資金なども検討し、頭金を決めます。引越しや家具家電の購入、新築工事などに必要な諸費用も計算にいれることが重要です。

 

予算の計画をすすめるうえで、住宅ローンの負担額を軽減する目的で、頭金を増やしすぎるケースがあります。貯蓄を崩しすぎて、将来の資産運用に失敗しないように注意が必要です。

 

住宅ローンの借り入れ金額・月々の返済額を決める

住宅ローンの年間返済金額は、一般的に年収の25%以内が目安といわれています。同じ年収でも、家族の人数やライフスタイルにより異なりますが、現在の住居費を参考にしながら返済額を検討します。

 

たとえば、賃貸の家賃が8万円の場合は、月々8万円の返済と考えがちです。家を建てると、住宅ローンのほかに、固定資産税や修繕費などの維持費がかかることを把握しておいてください。固定資産税は、毎年かかる費用のため注意が必要です。修繕費は、10~15年後のメンテナンスのために積み立てておく必要があります。各々を考慮して返済額を決めると安心です。

 

 

まとめ

 

家づくりは、生涯に一度の大きな買い物です。理想の家を目指し後悔しないためにも、夫婦間の話し合いは重要といえます。性格や価値観、家の優先順位などは人それぞれですが、夫婦喧嘩を避けるポイントを押さえることで、お互いのベストな家づくりが可能です。夫婦間で心と時間の余裕を持ちながら、家づくりの計画をすすめましょう。

 

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執筆:イエタッタ埼玉編集部
注意:2024年3月29日時点の情報を基に執筆しております。最新情報と異なる場合がございます。