COLUMN家づくりコラム

あなたにぴったりな住宅ローンの金利タイプは?

イエタッタ編集部
2022.10.27

金利を選ぶ

 

住宅ローンを選ぶ上で、重要なポイントとなるのが金利です。

同じ銀行の住宅ローンでも、選ぶ金利タイプによって、適用される金利も、将来の金利に対する影響度も異なり、総返済額も大きく変わります。

ご自分のライフプランを考えて、金利のタイプを選ぶことが大切です。

 

-INDEX-

  1. 全期間固定金利型
  2. 固定金利期間選択型
  3. 変動金利型
  4. まとめ

 

1.全期間固定金利型

全期間固定金利型は、あらかじめ総支払額が決まっているため、長期的な安心を求める方にはオススメな選択です。ライフプランを立てやすく、世の中の住宅ローンの金利が上昇しても安心です。

しかし、高金利の時に借入すると、そのままの高金利で返済となるため、借入時点での金利水準をよく調べ、他の金融機関とも比較して決める必要があります。

 

 

2.固定金利期間選択型

固定金利期間選択型は、当初の固定期間満期後に次の固定年数を決める、あるいは変動型に移行するかを決めるというもの。「当初3年間は金利〇%」といった金利タイプが該当します。

 

期間や金利の設定は金融機関によって違いがあり、固定金利期間が長いほどそのあとの借入金利が高くなります。出費がかさむ時期を考慮したこともできますが、将来の返済額が増えるリスクもあります。

 

 

3.変動金利型

変動金利型では、一般的には年2回の金利の見直しを社会情勢に合わせて金融機関が行います。金利の見直しをしても、返済額は5年間そのまま。見直し後の返済額が増える場合でも、通常125%以内となります。金利が低下すると毎月の返済額のうち、利息の額が減り、元金の額が増えるので借入金の減りが早くなる一方で、金利が上昇した場合には、元金が減らないばかりか、返済額の見直しのときに未払利息を加えた金額を返済するケースもあります。

 

 

4.まとめ

選択肢はいろいろあります。

 

  • 将来の金利上昇が起こるかもと考え、全期間固定金利型を選ぶ
  • 固定金利と変動金利のメリットを両方享受できる、固定金利選択型を選ぶ
  • 今の低い金利を見て、変動金利型を選ぶ

 

住宅ローンは借入れると長期間、返済していくこと。

長期間で中には家庭の状況、収入の状況など変化する可能性は十分あります。金利を選ぶ際は金利の低さだけではなく、ライフプランに変化があっても無理なく返済できるよう選んでおくことが大切です。