COLUMN家づくりコラム

Let‘s アドベンチャー魚ッチング!さいたま水族館(羽生水郷公園)@羽生市

イエタッタ編集部
2023.09.04

 

立秋を過ぎても、埼玉はまだまだ暑い……。

そんな時こそ、水族館で涼しく楽しく過ごしませんか?ということで、親子に人気のスポット・さいたま水族館と隣接する羽生水郷公園を紹介します!

 

- INDEX -

  1. さいたま水族館(羽生水郷公園)って、どんなところ?
  2. さいたま水族館の魅力
  3. まとめ

 

さいたま水族館(羽生水郷公園)って、どんなところ?

 

 

埼玉県北部にある羽生水郷公園は、1981年に菖蒲田や修景池(※1)などを中心に整備され、開設された施設です。1983年には園内に「さいたま水族館」がオープン。埼玉県内や国内外の魚、希少な淡水魚、両生類、水生昆虫など117種、6118点が展示されています。

※1 修景池(しゅうけいち)。庭園や公園などの景観を美しく演出するために造られた人工的な池のこと

 

そして、公園内には貴重なスポットも。「宝蔵寺沼」は、食虫植物「ムジナモ」の自生地として国の天然記念物に指定されています。さいたま水族館では「ムジナモ」を含む「ムサシトミヨ」や「ミヤコタナゴ」の「3つの宝」を一挙に鑑賞できるとあって、リピーター率高し♬世代問わず人気のスポットなんです。

 

「3つの宝」のひとつ「ムジナモ」

 

また、公園にはさまざまなアクティビティも充実♬ 池ではカヌーやローボートなどが体験でき、BBQやレンタサイクルなどのアウトドア・レジャーも楽しめます。外あそびを満喫し、水族館で水生生物の観察に夢中になっていたら、気づけば日が暮れている……なんてこともありそう。

 

 上が「カヌー」下が「ローボート」

 

さいたま水族館の魅力

 

 

その① 県内の荒川の生態系が学べる!

 

 

ここでは、埼玉県内の荒川にすむ淡水魚を上流、中流、下流と3つのエリアに分けて展示しています。荒川の地形や性質と淡水魚の生息域が密接に関係していることなどが学べるのは、さいたま水族館ならでは。目からウロコの “埼玉トリビア”に、子どもだけでなく親もハイテンション間違いなし♬

 

上流:秩父に生息する「ニッコウイワナ」「ヤマメ」「アズマヒキガエル」

中流:婚姻色(※2)のきれいな「オイカワ」「ウグイ」

下流:「コイ」「ニゴイ」

※2 動物種で繁殖期に現れる平常時とは異なった体色や斑紋

 

 

ニッコウイワナ

 

上が「オイカワ」下が「ウグイ」

 

コイとニゴイ

  

その② 国内の希少な淡水魚が見られる!

 

 

希少魚コーナー

 

昔は当たり前のように泳いでいたけど、都市開発や環境の変化などで、生息数が減ってきている魚もいます。希少魚コーナーでは、そのような国内の淡水魚や埼玉県の固有種など、希少な魚たちに出合えます。なかでも、「ムサシトミヨ」は、埼玉県熊谷市にしか生息しない希少な魚だそう。

 

「3つの宝」の1つ「ムサシトミヨ」。熊谷市の元荒川ムサシトミヨ生息地は埼玉県の天然記念物に指定されている

 

「3つの宝」の1つ「ミヤコタナゴ」は国指定の天然記念物

 

その③ 人気の水生生物にも出合える♬

 

コツメカワウソ

 

親子に人気なのは「カワウソの渓流コーナー」。コツメカワウソのさまざまな行動が鑑賞できるよう、館内の地形を利用した渓流のような流れつくって展示にも工夫を凝らしています。コツメカワウソのかわいらしい姿は、キュン死必至!ほかにも、チョウザメやティラピアを鑑賞できる池も人気のスポットなので必見です♬

 

その④ 貴重な体験ができるイベント

 

水族館の裏側が見られる「水族館探検ツアー」は人気!

 

展示だけでなく、ここでは楽しくて学びのあるイベントも人気。「水族館探検ツアー」は、普段入ることのできない水族館のバックヤードやしくみなどをスタッフが解説しながらガイドしてくれます。裏側を知れば、水族館をより一層楽しめること間違いなし♬

また、さまざまな角度から水生生物や水族館の楽しさにふれられる特別展も魅力!おとなも子どもも楽しめるのでイベントカレンダーは要チェックです!

 

水族館探検ツアー

【開催日】 毎週土曜

【時 間】 11:00~/14:00~(約40分間)

【料 金】 無料(要入館料)

【定 員】 各回20名(先着順)

【申 込】 当日、入場券売り場で整理券を配布

 

まとめ

「さいたま水族館で見た魚やカメたちが、自然界ではどのような場所でどのように暮らしているのかを、羽生水郷公園で探してみてください。きっと、鳥や昆虫、他の動物たちとの関係性が見えてきますよ」とは、さいたま水族館の岡田明香さん。地域性があり希少な水生生物の展示を鑑賞する体験は、楽しいだけではなく、私たちに自然や環境について考えるきっかけを与えてくれるでしょう。

 

 

 

 

施設紹介|さいたま水族館(羽生水郷公園)

● 住所   羽生市三田ヶ谷751-1

● 電話   048-565-1010(8:30~17:15 )

● 営業時間 9:30~17:00

 ※12月、1月は9:30~16:30

 ※水族館の最終入館は閉館30分前まで

● 休館日  月によって異なります。詳細はホームページで要確認

 ※公園部分は通年開放

● 料金

 【水族館】大人(高校生以上)¥400/こども(小・中学生)¥100

 ※特別展期間はプラス¥100

 ※未就学児は無料

● 駐車場  1078台(無料)

● サイト  https://www.parks.or.jp/suizokukan/

   ※詳細はホームページご確認ください

 

 

ご紹介した街の市区町村ガイド

 

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>>https://www.peacenajikan.jp/

 

写真提供/埼玉県公園緑地協会

取材・文・編集/山口瑠美子(ピースなじかん編集部)