COLUMN家づくりコラム

家づくりノートとは?メリットや作り方・必要な項目・注意点を解説

イエタッタ編集部
2023.09.30

家づくりノート

 

家づくりノートは、理想の住まいを実現するために必要なものです。事前に要望や譲れない条件を書き出すことで、より理想の住まいを実現しやすくなります。この記事では、家づくりノートのメリットや作り方、注意点などを解説します。家づくりノートを作る際に、ぜひ参考にしてください。

 

- INDEX -

  1. 家づくりノートとは
  2. 家づくりノートを作るメリット
  3. 家づくりノートの作り方
  4. 家づくりノートに必要な項目
  5. 家づくりノートを作る際の情報収集のコツ
  6. 家づくりノートを作る際の注意点
  7. まとめ

 

家づくりノートとは

家づくりノートとは、家づくりのアイデアや要望などを書きためておくものです。ノートに家の外観や間取りなどを書くことで、住みたい家を具体的にイメージできます。家づくりノートは、注文住宅を建てる際に役に立つのでおすすめです。家ノートに決まった書き方はないため、思いついたことを書き留めておくとよいでしょう。

 

家づくりノートを作るメリット

家づくりを進める際には、アイデアや意見を集める必要があります。ここでは、家づくりノートを作るメリットを解説します。

 

家族の希望を共有できる

家づくりノートでは、家族のライフスタイルやこだわりなどの希望を共有できます。家族の価値観や考え方など、今まで知らなかったものがわかります。家族同士でも、お互いが求めているものを把握するのは困難です。家づくりノートの作成を通して、家族をよく知るきっかけにもなるでしょう。

 

新しいアイデアが生まれやすくなる

家づくりノートにメモを書き込むと、新しいアイデアが生まれやすくなります。家族全員の意見を聞きながら作成するため、新たな気づきも生まれやすくなるでしょう。ノートは家づくりの情報の整理や、備忘録としても有効です。家に関する情報をインプットして、繰り返しメモを書くとよいでしょう。

 

担当者に希望条件を伝えやすくなる

家づくりノートにメモを書き留めておくと、建築会社の担当者に希望条件を伝えやすくなります。打ち合わせの際の話し合いがスムーズになり、意見の食い違いを防ぐことが可能です。ノートには、打ち合わせ時のメモも記録します。記録したメモによって担当者に緊張感も生まれるため、希望条件に対応してもらいやすくなるでしょう。

 

家づくりノートの作り方

家づくりノートには、調べた情報を工夫してメモをしましょう。ここでは、家づくりノートの作り方を解説します。

 

家づくり用のノートを用意する

まずは家づくり用のノートを用意します。ノートの大きさは、持ち運びしやすいB5〜A4サイズのものがおすすめです。家づくりノートには、アイデアを繰り返し記録する必要があります。アイデアが思いついても、メモがないとすぐに忘れてしまうためです。外出先で思いついたアイデアを書き出せるように、ノートを持ち歩くとよいでしょう。

 

希望条件を書き出す

次に理想の家に必要な条件を書きます。理想のライフスタイルをイメージして、希望条件を挙げます。家づくりノートには、今までの生活でよかったことや改善したい部分などを書き出しましょう。ささいな情報でも家づくりの際に参考になるので、インターネットや書籍で調べた情報も書き出します。

 

写真やイラストを貼り付ける

家づくりノートに写真やイラストがあると、家族で共有のイメージをもちやすくなります。家づくりのイメージの間違いや勘違いの防止にもつなげられます。写真やイラストは、メモとの整合性をとる必要はありません。気になったものを集めて、貼り付けるとよいでしょう。ノートに写真やイラストが増えると、家の好みがハッキリしやすくなります。

 

家づくりノートに必要な項目

家づくりノートは、予算や条件などの項目を書きます。ここでは、家づくりノートに必要な項目を解説します。

 

スケジュールや予算

家づくりノートには、新居に入居するまでの期間や予算を書きます。入居までのスケジュールを立てて、現実的な計画に落とし込みましょう。予算をもとに、家に本当に必要なものと不要なものを判断することが重要です。予算とスケジュールが決まると、家づくりの全体像を把握しやすくなります。

 

現状の住まいに対する不満

現在の住まいに対して、日常で感じている不満を書き出します。たとえば、「収納のスペースが足りない」「キッチンの換気が悪い」などの不満です。現状の住まいの不満は書きやすいため、ノートに整理しておくとよいでしょう。不満な要素が具体的であるほど、家のプランニングの際に役立ちます。

 

譲れない条件

新しい住居で生活をするうえで、絶対に譲れない条件を出しましょう。たとえば「日当たりが悪い」「1人部屋がない」など、絶対に耐えられないことを挙げます。条件を満たさない家に住むと、後々の生活でストレスを感じてしまいます。譲れない条件を挙げる際は、夫婦だけでなく子どもの意見も取り入れるとよいでしょう。

 

家づくりノートを作る際の情報収集のコツ

家づくりノートは、さまざまな情報を参考にし、作成することが大切です。ここでは、家づくりノートを作る際の情報収集のコツを解説します。

 

不動産サイトから探す

インターネットには、家づくりに関する最新の情報が豊富にあります。最初は家に関する情報を判断できる基準がないため、インターネットから探すとよいでしょう。特定の不動産会社や建築会社から、情報を探す必要はありません。注文住宅情報サイト「イエタッタ」では、さまざまな条件で家づくりの幅広い情報を探せるため、おすすめです。

 

折り込みチラシをチェックする

チラシには、住宅の外観や価格帯の相場が記載されています。チラシは住宅の価格を決める際に、おおよその目安として参考になります。住宅情報誌や新聞広告も、住宅に関する情報が記載されているので、おすすめです。家づくりを準備している期間のみ、新聞を契約するのもよいでしょう。

 

住宅展示場を訪れる

住宅展示場で住宅を見ることで、より多くの情報を収集できます。展示場では、写真やイラストでは得られない体験を中心に、情報の収集を行いましょう。実際の生活と同じ動きをすると、家の生活動線を確認できます。カメラやメジャーなどを持っていき、より詳細な情報を記録しておくことも必要です。

 

家づくりノートを作る際の注意点

家づくりノートは、メモ以外に工夫が必要です。ここでは、家づくりノートを作る際の注意点を解説します。

 

ノートを工夫する

家づくりノートは追加するメモが増えるため、ルーズリーフを用意するとよいでしょう。ノートの内容が見やすいように、間取りが書きやすい方眼ノートがおすすめです。方眼ノートは、写真やイラストの切り抜きもきれいに貼れる点もメリットです。家づくりノートは、スマートフォンやパソコンでも作成できます。

 

情報を鵜呑みにしない

家づくりの情報収集の際は、インターネットや担当者の情報のすべてを信じてはなりません。家を建てる際は、近隣の住民や周辺の状況など、さまざま要因を考慮する必要があります。そのため、中立の立場から発信された情報を収集するとよいでしょう。一般的な常識とされる情報を鵜呑みにすると、失敗につながるため注意が必要です。

 

優先順位をつける

家づくりは、要望すべてを叶えられるわけではありません。予算内に収まるように、優先順位をつけて要望を出すことが重要です。たとえば、家の中でよく使う場所や使用時間が長いところを優先するのがおすすめです。ただし、要望の優先順位をつける際は、住まいの環境の変化も含めたうえで行いましょう。

 

まとめ

家づくりノートは、理想の住宅に関する情報をまとめるものです。現状の不満や希望条件を書き出すことで、意見のすれ違いの防止や新たなアイデアにつながります。家族間での情報共有や、担当者との打ち合わせの際にも役立ちます。家づくりの際は、スケジュールや予算などを踏まえてノートを作成するとよいでしょう。

イエタッタ埼玉は、SNSでも最新情報を発信している注文住宅情報サイトです。サイトには住宅に関する情報が網羅されているため、ぜひお役立てください。

 

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執筆:イエタッタ埼玉編集部

注意:2023年9月30日時点の情報を基に執筆しております。最新情報と異なる場合がございます。