
ミニマムな空間だが広がりを感じさせる子世帯のダイニング・キッチンと中2階リビング。
「各人が好きな所にいても、顔が見えるし、会話が増えました」。
中2階のスキップフロアの下はガレージとして使用されています。
メゾネットスタイルの二世帯住宅
ミニマムな空間だが広がりを感じさせる子世帯のダイニング・キッチンと中2階リビング。
「各人が好きな所にいても、顔が見えるし、会話が増えました」。
中2階のスキップフロアの下はガレージとして使用されています。
カラマツの梁が印象的な子世帯のダイニング・キッチン。
「毎日使うものですからキッチンにはこだわりました。子どもを見守りながら家事ができるのがいい」と奥様。
毎週土曜日は場所を交替しながら二世帯一緒に食事を楽しんでいるそうです。
傾斜地ということで設計には工夫が必要だったが、それを逆に生かしてスキップフロアを提案しました。
子世帯のダイニング・キッチンにつながる中2階のリビングは、空間の変化と家族のつながりを実現。
床には温かい色合いのバーチを採用しました。
親世帯のリビングは日本建築の良さを最高に活かした空間。
床材にはバーチを、壁にはヒバを使った温もり感に癒されますね。
木枠の太さを統一した障子も施主様のこだわり。
柔らかい光と相まって凛とした空間を演出しています。
子世帯の子ども室は無垢の木の床で、素足の感触がお子さんたちのお気に入り。
部屋は現時点では共用ですが、成長すると2部屋に仕切れるようにあらかじめ配慮されており、2ドアになっています。
ご両親が惚れ込んだ古河林業の木の家の真骨頂ともいえる和室。
柱を見せる真壁工法を採用し、檜をはじめとする銘木を随所に施しています。
「プリントされた合板や集成材では、この格調高さは実現できません」とお父様。
直線で構成されたシンプルなフォルムとシンメトリーなデザインが印象的な外観。
レッドシダーの板張りがアクセントになっています。
玄関前のアールの壁が奥行きを演出します。
二世帯住宅であり、中央のエントランスは共用だが中に入ると左右に分離されたメゾネットスタイルになっています。
2階では交流できる設計ともなっており、これからの新しい二世帯住宅の形として参考になる事でしょう。