住宅密集地に位置しながらプライベート性を確保した4LDKに屋上庭園のついたお家。



ブラックチェリーの床と相性の良い黒いタイルを採用した玄関。

目隠しと意匠を兼ねた造作の格子とニッチがアクセントです。

右手には収納力たっぷりのシューズインクロークになっています。戸を設けることで、スッキリとした見た目を損ないません。



南側に隣家が迫っている土地ですが、約6帖分の大きな吹き抜けを設けた開放感のあふれる広々リビング。

窓は220cmのハイサッシを採用し、たっぷり自然の光が注ぎます。

天然石の意匠壁で仕上げ、間接照明が優しく照らす造作のオリジナルテレビボード。

「高級感」をテーマにコーディネートした空間をより一層上質な雰囲気にしています。



LDK全体に開放感をもたらすよう意識した設計。

小上がりの和室や、階段途中のスキップフロアには吹き抜けているからこそできる空間があります。



腰をかけたくなる小上がりは、高すぎず低すぎない高さに。

吊押入れとすることで、空間に広がりを感じさせることができます。

吊押入れの下の床の間は、清廉な白い石と竹を組み合わせ「高級旅館」を思わせるディスプレイコーナーに。



落ち着きのあるシックなダークカラーで統一したトイレルーム。

天井も壁も床も黒を基調とし、造作で設えた手洗いも黒で合わせたこだわりの空間です。

黒は黒でも暗くならないようにコーディネート。

籠りたくなってしまうような上質なトイレに仕上がりました。



お施主様のお気に入りポイントは、26帖の広い屋上庭園。

耐久性の高い防水加工を施した床には、タイルと人工芝を半々に採用しました。

手摺を高めに設けることで、住宅街であってものんびりプライベートを満喫できる空間です。

バーベキューやプール遊びに大活躍しているそうです。



住宅に囲まれた土地で、プライバシーを確保しながらも吹抜けリビングや屋上庭園の大空間を実現した、のびのびと家族で毎日を楽しめるお家となりました。