COLUMN家づくりコラム
失敗から学ぶ、土地探しと選びの失敗談
土地探しや土地購入を先走ってやってしまうと、予想外の出費や取り返しのできない失敗が潜んでいます。
どんな失敗があったかを事例で見てみましょう。
-INDEX-
- 失敗談|土地に予算を割きすぎて小さな家しか建てられなかった
- 失敗談|買ってみたら軟弱地盤で地盤改良が必要だった
- 失敗談|ガスや上下水道などライフラインが未整備だった
- 失敗談|住宅ローン返済が追い付かず家を手放す結末に
- 失敗談|理想の間取りが土地の法規制でダメだった
失敗談|土地に予算を割きすぎて小さな家しか建てられなかった
先に住宅資金計画を立てないまま、先に土地を買ってしまうとこのような失敗が。
「注文住宅で建てる家の価格」を知らなくて建物に回す住宅資金が不足する残念な結果が待っています。。
失敗談|買ってみたら軟弱地盤で地盤改良が必要だった
いざ家を建てる段階になり、土地の地盤調査をしたら建築には不向きな軟弱地盤だった。
建築するためには、「地盤改良工事」といわれる地盤を補強する必要があります。
さらに地中にコンクリート柱を埋め込む柱状改良が必要だったとなると、100万円単位の出費になります。
地盤調査は土地を買ってからでないと行えないために、このような失敗談は少なくありません。
>>自分でできる現地調査。ちょっとしたコツで「いい土地探し」
失敗談|ガスや上下水道などライフラインが未整備だった
当たり前だと思っていた都市ガス管や下水道管が購入した土地まで届いていなかった。
埼玉県内では都市ガスは約90%、下水道は約83%とまだ未整備な土地はあります。
最悪の場合、管の通っている主要道路まで何十mも道路を自己負担で掘り起こす、なんてことも…。
>>自分でできる現地調査。ちょっとしたコツで「いい土地探し」
失敗談|住宅ローン返済が追い付かず家を手放す結末に…
先に土地を購入しまって、残った住宅予算では小さな家しか建てられそうにない…となったときに住宅ローンの借入金を増やす選択肢はやめましょう。
住宅ローンの返済能力を超えてしまった借入金はこれからの生活を破綻させてしまいます。
そのためにせっかく建てた家を手放さなくてはならないこともあります。
失敗談|理想の間取りが土地の法規制でダメだった
大きな窓のある吹き抜けや、広々としたキッチンなど、理想の間取りは誰もが描くものです。しかし、建築予定地にはその都市計画によって、法律で建物の大きさや高さなどに規制が設けられている場合があります。
そのため家が思い通りに建たないこともありますので、ご注意ください。